中国

中国共産党中央政治局常務委員会

第17期中央政治局常務委員(2007年10月)

胡錦濤 - 序列第1位 中国共産党中央委員会総書記、中華人民共和国主席、中央軍事委員会主席
呉邦国 - 序列第2位 全国人民代表大会常務委員長
温家宝 - 序列第3位 国務院総理
賈慶林 - 序列第4位 中国人民政治協商会議全国委員会主席
長春 - 序列第5位 中国共産党中央精神文明建設指導委員会主任
習近平 - 序列第6位 中国共産党中央書記処第一書記、中華人民共和国副主席
李克強 - 序列第7位 国務院常務副総理
賀国強 - 序列第8位 中国共産党中央規律検査委員会書記
周永康 - 序列第9位 中国共産党中央政法委員会書記

総理(首相)は大臣のトップ。

 

改革開放
中華人民共和国鄧小平の指導体制の下で1978年12月に開催された中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議で提出、その後開始された中国国内体制の改革および対外開放政策のこと。

1992年以降、再び改革開放が推し進められ経済成長は一気に加速した。しかし、都市と農村、沿海部と内陸部の地域格差は深刻化し、とりわけ農民の不満が高まった。社会主義市場経済体制のもとで、江沢民・朱鎔基政権は格差是正と一層の経済改革に取り組むことになる。格差是正のための西部大開発、国営企業改革に伴う失業者の増大、民工潮、三農問題といった新たな問題も発生した。このような問題を抱えながらも、今や中国経済は「世界の工場」と呼ばれるまでに成長し、生産大国としてだけではなく、米欧日に次ぐ第4の市場としても期待されている。2001年には、悲願だったWTO加盟を果たす。

 

文化大革命
中華人民共和国1966年から1977年まで続いた「封建的文化、資本主義文化を批判し、新しく社会主義文化を創生しよう」という名目で行われた改革運動。
実質的には大躍進政策の失政によって政権中枢から失脚していた毛沢東らが、中国共産党指導部内の実権派による修正主義の伸長に対して、自身の復権を画策して引き起こした大規模な権力闘争(内部クーデター)として展開された。